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attendee/Writer

執筆者様

「結婚」をテーマに18名の執筆陣に素敵な作品で参加していただきました。

どこを開いても赤加賀が結婚している幸せ仕様となっております。
成人向けですが表現の枠を広くしているだけで、一般向け作品もございます。ご了承ください。


 【参加者一覧/敬称略 50音順】
 カラーイラスト:稲いな/紺/七條なとり/深翠うり
 モノクロイラスト:消火器/ヤタネコ
 漫画:紺/sui/だいふく/つなの/鳥海かぴこ/畑中/ぷち/mosuke/ゆーぽめ
 SS:かじゃ/まこの助/メルコ/夜


 

以下サンプル(クリックすると詳細が開きます)

colorillustration

monochrome illustration

comic

shortstory

狐ノ白無垢 -かじゃ pixiv Twitter

”「聞いて下さい姉さま!やっと出来上がりました!」
  一体何が? と赤城は首を傾げる。
 「私の、ケッコン衣装が届きました!」”

 

 宿舎の廊下で後ろから加賀の呼ぶ声がする。ため息をついて行く当てもなく歩いている。歩幅を変えれば簡単に追い付ける距離なのに、加賀は赤城を怒らせてしまったと悟り、追いつこうともしないが後ろをついてくる。赤城はまたため息をつき、どうしてこんなことになったのか思い返す。

 ケッコン衣装が届いたことで起こる、真っ直ぐすぎる加賀と、面倒な性格の赤城が可愛いお話。

桜守の狐たち -まこの助 pixiv Twitter

”「……そろそろ、その考えを改める頃かも知れないぞ」
 「ふぅん? ……やる気?」
 「いい機会だ。はっきりさせようか」
 二人の表情はどこか楽しげに口角が上がり、瞳は好戦的にゆらりと光った。”

 結婚式の二次会は、重桜寮の大広間で行われていた。内輪・無礼講・祝いの席ということもあり、羽目を外して潰れてしまった赤城を抱きとめながら、加賀は三笠とまだ自身が幼かったころの話をする。酔いもさめ、自室に戻った加賀は、自分なんかでよかったのかと赤城に問いかける。

 赤城と加賀のケッコンを通し、重桜の絆を描いたお話。

イミテーション・リング -メルコ pixiv Twitter

”「嫌ですわ」
  だが赤城は眼前に差し出されたリングケースを、心底鬱陶しげに掌で押し返したのである。
 「嬉しいです赤城姉さ……、って、えっ……?」”

 「好きでもない相手に媚を売るのは止めたらどうですか」と赤城を諫める加賀。赤城は指揮官から貰う結婚指輪の効果でさらに-天城の為にも-強くなりたいと渇望していた。ケッコンとはすなわち、愛の契り。愛する者への想いにより、私たちはより強くなることができるそうだと加賀は流暢に語り、リングケースを取り出した。

 結婚指輪をめぐる赤城と加賀の押し問答が可愛いお話。

ニセモノの恋 -夜 pixiv Twitter

”初めて会ったのに、数年ぶりに顔を合わせたかのように照れくさくて、彼女から目を逸らした。
 これが赤城との出会い。私に遅れること一年。ようやく赤城が着任したのだ。”

 春一番の吹いた日、加賀は、母港に足を踏み入れた瞬間全身の毛が逆立つような感覚に襲われた。それが「駒」であることも知っているし、コピーされた気持ちを押し付けるわけにはいかないと、加賀は赤城への感情をひた隠しにする。そんな中、赤城は夜にたびたび出かけていく。帰ってくるときには指揮官の匂いをさせていて…

 とあるニセモノの赤城と加賀の出会いの物語。

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